漱石『文学論』(目次だけ)

以前から漱石には興味があって、小説は読んできましたが、評論は初めて。

しかし少し読んでみて、これは面白いと感動。

少しずつ読んでみようと思いました。

文学を文学として(構造主義とかそういうとらえ方ではなく)ここまで体系的に扱った研究って、ないんじゃないだろうか。


『文学論』


第一編 文学内容の分類

 第一章 文学内容の形式

 第二章 文学内容の基本成分

 第三章 文学内容の分類及びその価値的等級

第二編 文学内容の数量的変化

 第一章 Fの変化

 第二章 fの変化

 第三章 fに伴ふ幻想

 第四章 悲劇に対する場合

第三編 文学内容の特質

 第一章 文学的Fと科学的Fとの比較一汎

 第二章 文芸上の真と科学上の真

第四章 文学内容の相互関係

 第一章 投出語法

 第二章 投入語法

 第三章 自己と隔離せる聯想

 第四章 滑稽的聯想

 第五章 調和法

 第六章 対置法

 第七章 写実法

 第八章 間隔法

第五編 集合的F

 第一章 一代における三種の集合的F

 第二章 意識推移の原則

 第三章 原則の応用(一)

 第四章 原則の応用(二)

 第五章 原則の応用(三)

 第六章 原則の応用(四)

 第七章 補遺


手元に『文学評論』もあるのでまたこちらも。

そのうちまた更新します。

Y.S アメリカ文学をこよなく愛する人のホームページ

初めまして。愛媛大学法文学部でアメリカ文学を専攻し2017年度に卒業した者です。 卒業論文を書き終わった後に、とにかく楽しく社会人になってからも少しずつでいいので学問を学びたいと思い、このページを立ち上げました。学会にも入れたらいいかなと思っています。 アメリカ文学だけでなく、人文学一般について書き込みしていきます。

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