漱石『文学論』(目次だけ)
以前から漱石には興味があって、小説は読んできましたが、評論は初めて。
しかし少し読んでみて、これは面白いと感動。
少しずつ読んでみようと思いました。
文学を文学として(構造主義とかそういうとらえ方ではなく)ここまで体系的に扱った研究って、ないんじゃないだろうか。
『文学論』
第一編 文学内容の分類
第一章 文学内容の形式
第二章 文学内容の基本成分
第三章 文学内容の分類及びその価値的等級
第二編 文学内容の数量的変化
第一章 Fの変化
第二章 fの変化
第三章 fに伴ふ幻想
第四章 悲劇に対する場合
第三編 文学内容の特質
第一章 文学的Fと科学的Fとの比較一汎
第二章 文芸上の真と科学上の真
第四章 文学内容の相互関係
第一章 投出語法
第二章 投入語法
第三章 自己と隔離せる聯想
第四章 滑稽的聯想
第五章 調和法
第六章 対置法
第七章 写実法
第八章 間隔法
第五編 集合的F
第一章 一代における三種の集合的F
第二章 意識推移の原則
第三章 原則の応用(一)
第四章 原則の応用(二)
第五章 原則の応用(三)
第六章 原則の応用(四)
第七章 補遺
手元に『文学評論』もあるのでまたこちらも。
そのうちまた更新します。
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